
慣れない英文作成は時間がかかるし、難しいので、
全部自動で訳してくれる翻訳サイトやChatGPTを使いたくなりますよね。
このような便利機能を活用すれば、効率良く英語学習ができるのでしょうか?
翻訳サイトは正確に訳すことができないし、何より、英語の実力が付きません。
もし、完璧に訳すことが出来ても、頼ってしまっては英語学習にはなりません。
日本語で文章を書く
↓
英語に自動翻訳
↓
あやしい英文を部分修正
自動翻訳して全部コピペではなく、英語を修正しているのだから
一応学習になるのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、
まず最初に、日本語で文章を書くことが英語学習になっていないのです。
初めから英語で書かなければ、英語の勉強にはなりません。
最初は和英辞書を使って、書きたい英語を調べましょう。
日本語で伝えたいことを考え、それを英文に直します。
辞書やテキストに書かれている例文を応用したり、
よく使う英会話フレーズを書いてみましょう。
英文で思った事を書き続けていると、英語で考えるようになってきます。
英会話に慣れることと同じです。
数をこなすうちに、思った事を英語でスラスラ書けるようになります。
それはリスニングやスピーキング力にもつながります。
海外のネイティブでは無い友達(インド、マレーシア)と交流を続けて10年以上になります。
最初は和英辞書を使いながら英文メールを書いていました。
単純な短文と、単語の羅列でした。
単語の後ろにやたら「!」を付けてごまかしていました…
単語を調べたり、文法やスペルのチェック、自分の言いたいことは何なのか?
数行書くだけでも時間がかかりましたが、絶対に自動翻訳は利用しませんでした。
当時は自分の考えを英語で書くことが、
英語のまま英語を理解する練習になる事は知りませんでした。
英語でメールを書くのだから、最初から英語で書いただけです。
数年後、お互いライティングが上達していました。
その結果、総合的な英語力もアップしました。
ライティングはリーディング、スピーキングにも効果のある学習方法です。
自分の思っていることを英語で考えたり、表現する練習として、英文メール・メッセージのやり取りはおすすめです。